マウスの動作がどうも最近おかしいと思ったことはないだろうか。
ページのスクロールがうまくいかない、マウスホイールボタンの入力がおかしい、マウスポインタがぶっ飛んでしまう、などなど。
これはもはやマウスを買い替えなければならないかと絶望することだろう。
だが待ってほしい、これはどうもチャタリングという不具合の可能性があるからだ。
マウス内に静電気が蓄積して誤作動を起こすらしい。
無線マウスにこの症状が多い印象だ。
一時的な処置として、電源をオフにした状態でホイールボタンを連打すると静電気が抜け症状が改善する。
ただしばらくするとまた症状が現れるため、永久的な解決にはならない。
そんな中、マウスチャタリングキャンセラというソフトを見つけた。
チャタリングによる誤入力を防ぐソフトである。
つまりこれを導入するとある程度そういった誤作動を防ぐことができるというものである。
ソフトを起動すると、次のような画面が表示される。
静電気による超高速入力が誤作動の原因であるため、このようにあまりに短時間での入力を無効化するというものらしい。
今回は無線マウスのホイールの誤作動を改善したいため、次のように設定した。
これによってページのスクロールとホイールボタン入力がかなりマシになったような気がする。
カーソルがどこかにぶっ飛んでしまう誤作動が起こる人は、オプションの「一度に※pixel以上のカーソル高速移動をキャンセル」にチェックを入れるといいだろう。
無線マウスに絶望し、有線マウスに切り替えた人も今一度このチャタリングキャンセラーを導入し、ぜひ試してみてほしい。
超優良級ソフトだが、ただパソコン起動時に毎回立ち上げなければならない点だけが手間である。
なのであらかじめスタートアップフォルダに入れておくことをお勧めする。入れ方がわからない方は以下の記事を参照にしてほしい。